Ohno Sakiko|Photographer

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実家は茨城に江戸時代から建っている平屋です。

関東大震災、空襲、2011年の東日本大震災すべてを乗り越えた家です。
大野家は、この家で私が生まれたとき祖父母、父母、兄、姉、私の7人家族で
暮らしていました。今では祖父母は亡くなり、姉は北海道に嫁ぎ、私は東京で
働いていて父母兄の3人暮らしで農業を営んでいます。古くはちょんまげを結って、
当時にしては大柄で長生きで婿養子だった大野重左衛門さんが住んでいました。
彼が、大野家の現在への基礎を築いた人だそうです。江戸時代に生きた彼が
生活を送ったこの家で、私も19歳まで暮らしていました。

この家が2013年5月17日に解体され、新築の家へと変わります。
確かに痛んでいる箇所もあり不便なところもありました。ぼっとん便所だし…
しかし古い風情は素晴らしく、柱やはりは我が家ながら立派なものでした。
建て替えを機に家、家族、大野家の写真を撮りたいと思いました。
今回の建て替えでいろんな人のいろんな感情が飛びかいました。
長い時代と家族の変遷を見守った家の建て替えは、大野家にとって大きな出来事です。
そんな変化を、家族の想いと自分の記憶を聴きながら撮っていきます。

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